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空白の14年考察
空白の14年に関する考察です

まず空白の14年間を語る上で大事なのは

★「破」のQ予告=空白の14年のダイジェストであると信じること

上記が嘘予告だとしてしまうならば、14年を考察することは不可能である。
無論、妄想上はいくらでも物語は作ることが可能である。しかも妄想が偶然にも当たってしまうこともあるであろう。
しかしながら考察スレでは、根拠の無い妄想は大変嫌われ、相手にしてもらえずフルボッコの刑にあう。
したがって非常に少ない根拠から空白の14年の物語を推定するのは、Q考察の最大の難関と言えよう。
それでも「空白の14年って何があったの?」という書き込みは絶えない。
その疑問に対し、なんとか答えようとしたスレ民の血の滲み出るような仮説がいくつか出た事は事実である。
それらの仮説を考察を紹介いたします。

●「破」のQ予告の検証
レイとシンジを取り込んだまま凍結されるエヴァ初号機
EVA-01 RESTRICTED AREA NO ENTRY BEYOND THIS POINT
(エヴァ初号機凍結エリア この先立ち入り禁止)
※この映像をよく見ると使徒封印呪詛柱に囲まれている
 →破のラストで初号機及びシンジは「使徒」として認定されたのではないか
 →だからこそ、シンジを取り込んだまま初号機は衛星軌道へ封印されたのではないか?

廃棄される要塞都市
TOKYO-III NEAR THIRD IMPACT GROUND ZERO
(第三新東京市ニアサードインパクト爆心地付近)
※破の時点で「ニアサード」だったこと、そして「ドグマでなく地上が爆心地」だったことが設定されている
 →ドグマで起きたサードと「ニア」は明らかに爆心地が違う

幽閉されるNERV関係者
NEAR THIRD IMPACT EYEWITNESS
DEBRIEFING IN RROGRESS NO ENTRY WITHOUT AUTHORITY
(ニアサードインパクト付近の目撃者報告中 部外者立ち入り禁止)
※明らかにミサト達であり、事情聴取されている時間的余裕があることがわかる
 →ニアサードとサードの間には時間的な余裕がある
 →ニアとサードは起きた時も違う

ドグマへと投下されるエヴァ6号機
LILTH PRESERVATION SITE ACCESS STRICTLY RESTRICTED
(リリス保存区画 いかなる者も接近を許さず)
※破のラストでも意味ありげに映っていたリリス
 →サードかニアサードに関係していたのではないか
 →ガフの部屋は「魂の入っている部屋」
 →リリスってなんか人間の足とかいっぱい生えてたよね
 →インフィニティのなり損ないってリリスから生まれた?or人間がリリスに帰ろうとした?

胎動するエヴァ8号機とそのパイロット
EVA-08 CONSTRUCTION AREA NO
UNAUTHORIZED ENTRY ALLOWED
(エヴァ8号機構築区画 無資格者の立ち入り禁止)
※胎動=Quickening

ついに集う 運命を仕組まれた子供たち
SEELE CHILDREN'S ASSEMBLY IN SESSION DO NOT ENTRY
(ゼーレの子供たち集会中 入室禁止)
※集まってるのは記録全集絵コンテより、カヲル、レイ14歳、ちび波3人である

はたして、生きることを望む人々の物語はどこへ続くのか
PRIVATE CONFERENCE BETWEEN
MARI MAKINAMI ILLUSTRIOUS&■■■■■ DO NOT ENTRY
(私的会談中(真希波・マリ・イラストリアス&■■■■■)入室禁止)
※カット的にはマリと呪詛壁の前で話しているのは、マリ&レイ+ちび波である
→他に、ゲンドウと冬月がチベット旅行しているカット(絵コンテでチベット明記)
→他に、脱出ハッチらしきものを開けるミサトのカット(絵コンテから推測)
→他に、銃を構える加持
→他に、封印場所から姿を消し、眼帯姿で元気なアスカ(絵コンテから)
→生きることを望むミサト達が加持の手引きによって幽閉先から逃げたのではないか
→ミサトの正確からして反ネルフ組織に身を投じたのではないか
→アスカは封印場所から助け出され、ミサト達と行動を共にしたのではないだろうか
→ゲンドウ達は一時ネルフを追われたのではないか

●予告から推測される流れ
1.シンジが初号機で凍結されている間に「ニア」とは違うサードが起きた
2.ニア〜サードの間に時間があったので、何かしらの反ネルフ運動が起きた
3.サードの爆心地はドグマでリリスとMark6がなんかしら関係している
この3点は「予告が本物であるならば」ほぼ確実ではないだろうか

●そしてQで語られる14年
・ともかく綾波を助けてから14年経過していることは、アスカ他のセリフで確実
・シンジも最初は信じられないが、破からの記憶の連続があり、なおかつボロボロのネルフ本部で経年を納得
・後はカヲルの説明と見せられた悲惨な光景だけが14年経過の映像根拠である

●カヲルの説明
・高い所にて
「君が初号機と同化してる間に起こったサードインパクトの結果だよ。
この星での大量絶滅は珍しい事じゃない。むしろ、進化を促す面もある。
生命とは本来世界に合わせて自らを変えていく存在だからね。
しかし、リリンは自らではなく世界の方を変えていく。
だから、自らを人工的に進化させる為の儀式を起こした。
古の生命体をにえとし、生命の実を与えた新たな生命体を創り出すためにね。
全ては太古よりプログラムされていた絶命行動だ。
ネルフでは人類補完計画と呼んでいたよ。
碇シンジ君。
一度覚醒し、ガフの扉を開いたエヴァ初号機はサードインパクトのトリガーとなってしまった。
リリンの言うニア・サードインパクト。全てのきっかけは、君なんだよ。
そうだね。しかし、それが原因で。
そう。
どうしようもない、君の過去。
君の知りたかった真実だ。
結果としてリリンは罪の代償を与えた。
それがその首のモノじゃないのかい?」
・ドグマにて
「あぁ、全てインフィニティのなり損ない達だ。
君は気にしなくていい。もうすぐリリスの結界だ。
メインシャフトは完全に塞いでいて
この14年間、誰の侵入も許していない。
着いたよ。
セントラルドグマの最深部。サードインパクト爆心地だ」

●カヲルがシンジに見せた光景
公式にもある追告PVの最初に出てくる光景である
・エヴァみたいな物が街を破壊して、途中で止まったような光景
・大地は避け、月は血みどろで近くに見え、逆四角錐が浮かぶ

●空白の14年新説

初号機覚醒によるサードインパクトは、ゼーレのシナリオには無いので止める必要があった。
Mark.06が初号機に放った槍によって、ガフの扉を閉じることはできたが、リリスは動きだし、新たな生命となりうるインフィニティが発生した。
この自体に対することは0号機を失い、2号機が大破、初号機があの状態では不可能。
けっきょくは、Mark.06に頼らざるを得なかった。
ここで、問題が発生する。
パイロットのカヲルだ。
この時点で、ゼーレの存在やカヲルが第1使徒であることはある程度ネルフの人たちに知れることとなる。
カヲルへの驚異として、DSSチョーカーの開発。そして、Mark.06の自立型への改造などが行われる。
そして、Mark.06のドグマへの投下。
リリスを殺すこと(カヲルのセリフより)によって、止めることに成功する。
この時点で、サードインパクトの現象はいくつか進んでおり、月がああなったことや、多くの人類の犠牲があったと思われる(ヴンダーの乗組員に民間人もいるほどの人材不足と、それに託すしか無いと思わせる周りにいる軍艦などより)

このような状況の中、次なる使徒襲来に向けて、2号機の修復や8号機の建造がするめられるが、ゼーレやネルフの真の計画への不信感を旧ネルフ職員などは感じる。
リリスを失ったこと。マリ「第12使徒を倒しても鬼ができるか蛇がでるか」など使徒殲滅に疑問を抱いている。

そこからヴィレ発足までは、けっこう時間があったと思う。
初号機の凍結から宇宙へはどのタイミングで行われたか不明だが、この前後と思う。

●空白の14年新説 その2
Qをふまえて破予告を空白の14年として考察してみよう

ネルフユーロ、アメリカ支部には本部ゲンドウの権力が及んでない様だし、ベタニア、タブハ、ゴルゴダ各ベースと並んで国家、国連を通してゼーレの勢力範囲だったのだろう
ニアサードの後、破予告が時系列順だと考えるなら

初号機の周りに呪詛柱が立てられ、ネルフ本部職員は空母に監禁される
これらを実施したのは国連、ネルフ支部、各ベース職員などゼーレ配下で、ゼーレがこの時点でネルフ本部に陣取っていたと考えられる

それから、全く語られていないエヴァ7号機(Mk7)第11使徒の戦いと消滅を経て
(この時点でパイロットはカヲルとマリだけであり、7号機にはマリが乗っていたはずだ、ダミープラグの可能性もあるにはあるが)
それを経て第12使徒発生、Mk6のドグマ投入つまり3rdインパクトが発生、停止があった

その後8号機が建造されるが、パイロットも胎動している表現から、これは綾波シリーズが当初の予定パイロットであったはずだ

集うゼーレチルドレンは綾波シリーズとカヲル、つまり綾波シリーズもゼーレの技術

綾波シリーズの中期型=幼女、後期型=頭部のみ(ネーメジス、量産エヴァ用ダミー)
ちなみに綾波以外のシリーズはカヲルタイプと考える
これは第9使途戦に使われた、ゴルゴダ製ダミープラグに使われているはず(以上は全く妄想)

ここで加持、ミサト主導による反乱が描かれており、これがヴィレ設立のタイミングだろう
ネルフ本部で稼働していたユーロネルフ、各ベース職員はミサト側につき、ゼーレは丸裸
このタイミングでゲンドウ、冬月はネルフ本部に逃亡から復帰(登山)しゼーレと和解、技術を継承した

その後マリが私的会談をもった相手は綾波シーズしかあり得ず、ここでマリが覚醒させたアスカを伴いゼーレに離反、ヴィレに合流と読み取れる

アスカが覚醒後14年たっているなら
破の予告にあったことは1年以内内に起きている
その後の13年間はひたすらブンダーがネーメジスから逃げ回っていたのだ

●空白の14年新説(朝マック氏)

Qウソ予告から推察すると
ネルフ関係者幽閉されてから、2号機とかでそれを助け出したんじゃないか?
棺おけから出したのはマリじゃない?

考察です。
「ドグマに降下したmark6にはレイコピーが乗っていた」
降下して色々やったっぽいが、
1、リリスの首を切り 
2、ゲンドウのところに頭だけ持ってきて(後でリリス崩壊を確認するため) 
3、リリスに取り込まれ気味になりながらmark6もろとも槍を刺し停止させる
結果として、崩壊直後のリリスの「崩壊をとめてた」状態と
殺さずに12使徒をmark6内に封印してた状態にしてた。

かなり複雑なことを人の入れないところでやっており
「自律型」といいつつ旧版のダミーシステムのようにレイを使って命令を遂行させた
これは鉄板だろう

だから12使徒が最後レイの形になった
それに対して黒波の反応「これは・・・私」というのも
自分がコピーだと言うことに戸惑いはじめた描写として、そういう表現になったのでしょう。

●空白の14年新説(EVA17氏)

一部のみ公開
-----サードインパクトと14年の時系列---------------------------
-----------★★工事中★★----------------------------------


アヤナミシリーズ初期ロット完成
(レイ製造器の形状からチビ波は4人いるはず)
Mark.09 10 11 12が完成

Mark.06がドグマに降下し、リリスのロンギヌスの槍を抜く
(足が生えるだけ)
チビ波一人を融合させリリスが復活する
Mark.06がリリスに対して何かをする(Hの儀式)

ロンギヌスの槍はEEEに置いたまま?

サードインパクト開始

サードインパクト停止の作業

インフィニ損が生まれるを止める為、自律型Mark.06(チビ波搭乗)に
カシウスの槍を持たせ降下させる
レイはMark.09で大鎌を持ち、チビ波三人は別のMark.09三体で
リリスの頭を運んだ?
(Mark.09、10、11、12の可能性あり、アダムスの器シリーズ)

Mark.06がリリスに一本目の槍を刺し停止させる
その時にMark.09もいてリリスの首を斬った
インフィティ損の首がリリスに共鳴してドグマ最下層に落下

Mark.06が二本目の槍を自分とリリスを貫通させる形で刺す
(あるいはMark.09が刺した)
Mark.09シリーズ4体はリリスの首を発令所まで運ぶ

リリスの結界が閉じられる

●空白の14年新説(考察スレ139の776氏)

可能性が高いと思う手順を妄想するなら以下の感じかな

・ニア発動時、マヤは解析不能とは言っているがビーストモードの時の様にモニター不能とは言っていない
・覚醒初号機はプラグ内をモニターできていたのでデータが残っている
・Mark.06を自律稼動にしたというのはダミープラグを使ったという意味
・先に普通のダミープラグでMark.06をドグマに降ろす
・槍を抜かずに大鎌でリリスの頭を落とし、回収してドグマの外へ持ち出す
・次に擬似シン化した時のシンジのデータが使われているダミープラグをMark.06に使用
・Mark.06に2本目の槍を持たせて再びドグマに降ろす
・リリスの槍を抜く→リリス頭部を失ったまま活動開始→ダミープラグがトリガーになりサード発生
・ある程度インパクトが進んだところでダミーシステムのプログラムが起動→リリスと相打ちに持っていく
・サード収束、リリスの結界ができる

※リリスと相打ちになったのはダミーシステムに書き込まれたプログラムの結果
※Mark.06に仕込まれた第12使徒はダミープラグ内に潜んでいた
 

●空白の14年新説(考察スレ139の786氏)

サードインパクトの状況についての仮説(妄想)

・Mark.06(第12使徒入りダミープラグ)、Mark.09(黒波)、初号機を一緒にドグマに降ろす
・初号機にはカシウスが刺さったままで活動停止状態
・Mark.09が大鎌でリリスの首を落として回収、先にドグマの外へ脱出
・ドグマに残ったMark.06が初号機とリリスの槍を同時に抜く
・リリス活動開始、初号機、リリスの影響で再度覚醒→サード発生
・サードを引き起こした初号機、第13号機と同じようにガフの扉へ向かって上昇開始
・ドグマではMark.06とリリスが互いに槍を持って戦闘を始める
・Mark.06(ダミープラグ)、リリスと相打ちに成功→サード収束、リリスの結界形成
・サードの収束、リリスの活動停止により初号機も活動停止→地表へ落下
・ゲンドウ、初号機を回収し衛星軌道上へ放置
    ↓
・14年後、US作戦開始

何のためにというのではなく、頭部を失ったリリスは暴走状態に陥ると予想(妄想)

ゲンドウは自分の計画の為、ゼーレが描くシナリオ通りに全てを行うつもりは無いので
どこかの時点でサードを食い止める必要があった
同時に死海文書の契約に第2使徒(リリス)の殲滅は含まれていないので、
リリスを完全に殲滅しないように頭部だけを持ち帰らせて使徒封印呪詛文様で保存
体躯の方をインパクトに利用する事にした

そして槍を抜かれたリリスの体躯は暴走し、大量のインフィニ損を排出
この暴走とサードを止める為の手段がMark.06だった

ただ、この計画では槍の回収が不可能になるのでMark.06に第12使徒(第9使徒と同じタイプ)を
予めMark.06のプラグ内に仕込んでおき、カヲルを利用してシンジに槍を回収させるシナリオを描いた

サードはニアの数日後とか、そういう直近の期間に起きたのではないと推測している
ニアからサードまでは大体、1ヶ月〜2ヶ月程度の間はあったと思う
その間に第11使徒、第12使徒が襲来、恐らくMark.06で殲滅したと思う
(初号機は槍で凍結、零号機は捕食されて消滅、2号機は大破)
その時、経緯は不明だが第12使徒は完全に殲滅していなかった(表向きは殲滅した事になってる)

一方、ゲンドウが初号機を使ってニアを起こしたのでゼーレもシナリオを急ぐ必要があった
その為、ゼーレはネルフ職員を幽閉し行動を制限、しかしゲンドウを監視下に置く事には失敗
(予告のゲンドウ・冬月の登山姿はゼーレの監視を逃れて何らかの目的で動いていると妄想)
ゼーレはMark.06でリリスの復活を目論むが、そこをゲンドウに利用されて前述の展開になる

これはもう完全に憶測・妄想でしかないが、ゲンドウに利用されたとはいえ、
結果的にサードによって補完計画と死海文書の契約の殆どを履行できた事になった
残すは補完計画の完全なる完成と神殺しの実行
(神殺しに関しては条件が整わなかったのか長く放置された→諦観された理由)

補完計画の完成と神殺しはゲンドウの計画にも含まれているので実行するとゼーレは判断
その為、最後に「我々の願いは既に叶った」と言うことができたと推測
つまり、あそこまで事象が進んでしまえばゼーレが行ってもゲンドウが行っても最終結果は同じで
今更反目したり敵対する必要も無いとゼーレは判断したのだと思う
 

●64氏説

空白の14年(予告解明編)

破のQ予告のカット割を時系列順とします
訳文は絵コンテの文章を採用しています

ナレ:レイとシンジを取り込んだまま凍結されるエヴァ初号機
英字:EVA-01 RESTRICTED AREA NO ENTRY BEYOND THIS POINT
訳:エヴァ初号機の結界内に付き立ち入り禁止
映像:封印システムで凍結されている初号機

この結界はベタニアベースの結界と酷似しているため初号機=第11使徒説を支持します。
問題は「誰が結界を施したのか?」ですが、可能性として
@ゲンドウ AUNもしくはユーロ Bゼーレ が挙げられると思います。
ゲンドウはゼーレに反してまで初号機を覚醒させて何かをしようしていたので、凍結するのはおかしいと推察できます。
UNもしくはユーロですが、初号機を凍結するほどの力を発揮するにはネルフを押さえていなければ出来ないと思われます。
その割にはこの後の映像ではカヲル君が司令服着てたりして、人的組織が制圧している様子は無い。
一番可能性が高いのはゼーレである。ゼーレは北米政府に顔が利き、月面に自前の基地を持っている組織である。
そのゼーレが「黙っちゃいない」行動を取ったのが、Mark.06の槍刺しであり、初号機の凍結・結界である。
ゲンドウは初号機が覚醒した時に「我々の計画まであと少しだ」と発言している。
数々の人が挙げているが「あと少し」なのに14年は変である。このことからMark.06の槍刺しはゼーレの意思であると推察される。
ということはゲンドウが用意したゼーレへの対抗機体である覚醒初号機を凍結したのは納得のいく説であると思う。
恐らくゼーレはゲンドウから「ネルフとエヴァの運用」する権限を取り上げたのだと思う。

ナレ:廃棄される要塞都市
英字:TOKYO-III NEAR THIRD IMPACT GROUND ZERO
訳:第3新東京市ニアサードインパクト爆心地
映像:廃墟となった第三新東京市の後ろに十字に裂けた盛り上りが見える

この部分で注目なのは本編映像にのみある十字山である。この構図はヤシマ作戦で芦ノ湖対岸から狙撃する映像と同じあると思われる。
ヤシマ作戦の場合はそんなすぐ近くに山は存在しない。破でのニアの瞬間を見ても街の中心から裂けている。
このことからジオフロントで起こった十字裂けはかなりの高さまで盛り上がったとことがわかる。
これは単純に裂けているだけではなく、Qでのキノコが既にせり上がってきてることの証拠であろう。

ナレ:幽閉されるNERV関係者
英字:NEAR THIRD IMPACT EYEWITNESS
   DEBRIEFING IN RROGRESS NO ENTRY WITHOUT AUTHORITY
訳:ニアサードインパクト目撃関係者一同からの事情聴取に付き立ち入り禁止
映像:空母に着陸しようとするオスプレイ。海は青い
絵コンテのみ「クサリで仕切られたドアに名簿が張られている」カットが存在する

幽閉されているのは間違いなくミサト達であろう。映像とナレがリンクしているならオスプレイで空母に護送されている映像になる。
オスプレイ&空母を使用していることから幽閉先は旧世代の軍事組織であると推定される。つまりUNではないだろうか。
これはミサト達が事情聴取を受けていることからも裏付けられる。事情を知らない組織だから聴取するわけである。
恐らくニアサードが起きたことについて、UNはネルフ&ゼーレに情報公開を強く求めたはずである。
ゼーレはUNに対する措置としてミサト達を人質として差し出したのではないだろうか。
では中心人物であるゲンドウと冬月も幽閉されたのかというと、二人はいなかったはずである。
第一の根拠としてに後のカットでチベットらしきところを放浪していること。そして第二の根拠は絵コンテに存在する名簿である。
この名簿は「幽閉された人物」を教えたいのではなく、「幽閉されなかった人」を暗に示したかったのだと思われる。
この人質差し出しと同時に2号機は本来の所有者であるユーロに回収されたと思われる。理由は後述。

ナレ:ドグマへと投下されるエヴァ6号機
英字:LILTH PRESERVATION SITE ACCESS STRICTLY RESTRICTED
訳:リリス保存区域に付き立ち入り禁止
映像:ドグマを降りていくMark.06。槍は持っていない

このカットでは映像とナレーションが合っていない。立入禁止なのに何故Mark.06が降りていくのか。
このことを逆に考えると「立入禁止にするためにMark.06投下」なのではないだろうか。
Qでの映像でドグマ内にVTOLが墜落しているのが出てくることをヒントにするならば、
UNがゼーレ&ネルフを人類にとって危険な存在だと判断し、本部の制圧とリリス破壊に動くのは当然ゼーレには予想されていた。
つまり自律型Mark.06はリリス防衛のために投下されたのである。

ナレ:胎動するエヴァ8号機とそのパイロット
英字:EVA-08 CONSTRUCTION AREA NO
   UNAUTHORIZED ENTRY ALLOWED
訳:エヴァ8号機建造区域に付き立ち入り禁止
映像:仰向けにのけぞり、宙に浮かぶ8号機

絵コンテには下の白い輪は「光のわっか」「下に天使の輪みたいなもの」と記述されている。
これはヴンダー発進の際にも描かれていたものと同じである。
他に覚醒初号機、Mark.06、Mark.09、第13号機、使徒にも天使の輪は確認される。
私は以前、「天使の輪が出せるのはアダムス系だけ」という説を挙げたが、ここで訂正したい。
新たな説は「天使の輪はエヴァの隠し機能に過ぎない」である。ビーストモードと同じようなものである。
根拠として、破で初号機が天使の輪を出した時にミサトが「エヴァにこんな機能が!」と発言したことである。
その他のエヴァも軽く天使の輪を出していることから、単なる重力制御の機能だと思い当たった。
8号機にもその機能はついており、ヴンダーもその理屈で飛んでいる。
ではそんな機能を持つエヴァを建造したのはどこの組織かということであるが、まずヴィレではないだろう。
ヴィレで建造したならば「ヴィレカスタム」とするのは不自然だからである。
ユーロで建造したという説もあるが、私はネルフで建造したのだという説を支持する。
8号機というナンバリングから少なくともMark.06の後にロールアウトしているはずである。
Mark.06の存在を知っていたとは思えないユーロがその後に急遽8番目を作る技術があると思えないからである。
ネルフ本部の重要施設がゼーレの技術ではないかというのは散見される説である。
ゼーレだからこそ、ネルフ本部の技術を駆使し8号機を急遽建造できたのではないだろうか。
その技術は極秘であり、建造区域を立入禁止にしたのである。恐らく第13号機と同じような方法であったはずである。
さらに深く考えると、ネルフ本部以外ではエヴァを建造できないのではないかという推測もできる。
ヴィレで生体部品を製造できないのは明らかであるが、それ以外にも2号機は「ドイツにて実証実験中」であって
ドイツで製造されたとは言っていない。さらに5号機はパーツを組み合わせただけの仮設であるし、
4号機も「テストベッド」というだけで北米で製造されたとは明記されていない。3号機もしかりである。
エヴァという超技術の謎兵器はゼーレの施設でしか製造できないとの説も仮設として成り立つであろう。
本題に戻ると何故ゼーレは急遽8号機を製造したのだろうか?答えは「UNの攻撃に備えて」である。
私はこの時に当然7号機も製造されたと思っている。ナンバリング法則からして、その方が圧倒的に自然だからである。
そしてヴンダーの主機として製造されていたMark.09も同時期にロールアウトしたと思う。
Mark.06をリリス直援に回したので戦力の増強が必須だったためである。さらにゼーレはパイロットも増員した。
それが次のカットで説明されるわけである。

ナレ:ついに集う 運命を仕組まれた子供たち
英字:SEELE CHILDREN'S ASSEMBLY IN SESSION DO NOT ENTRY
訳:ゼーレの子供たち集会中に付き立入禁止
映像:濡れた髪で司令服を着たカヲル。その前に伸びる4人の影

カヲルが司令服を着ているのは、ゼーレがカヲルをゲンドウの後釜に据えたからである。それ以外考えられない。
絵コンテから4人の影は全員綾波レイだとされている。特に3人くらいは6〜10才と指定がある。
何故幼い綾波レイが登場するのかというと、成長途中にかまわず急遽パイロットの増員が必要だったからである。
つまり来るべきUNの攻撃に備え、カヲルを司令にし、胎動していた綾波シリーズをパイロットとして起用したのである。
カヲルの髪が濡れているのは絵コンテでも指示がある。これはかなり謎であったが一つの仮説にたどり着いた。
「カヲルは4人と会う直前までカプセル水槽(レイがよく入ってる奴)に入っていたのではないか」
ではあのカプセル水槽とは何なのか。ずばり「死海文書を読み取る装置」ではないかと思う。
そう考えるとレイがよく入っていたのも辻褄が合う。ゲンドウ達には読めない膨大な文書をレイが読んでいたのである。
その作業をレイは「ノルマ」と呼んでいたのである。海洋研究所のカプセルそっくりな水槽を見て「ここでしか生きられない」と
言ったのは、「こういうこでしか必要とされていない」という意味である。そのためレイは絆を他にも見出したかったのである。
カプセルの場所は恐らくリリスの直上で、巨大な脳のような装置につながっている。リリスと会話できるゼーレの技術なのであろう。
カヲルはネルフ司令に据えられた後、膨大な死海文書を読むために時間ギリギリまでカプセルに入っていたのである。
これはゼーレとはまた違った思惑がカヲルにあったためである。それは当然ながら「シンジを幸せにする」ことである。

ナレ:はたして、生きることを望む人々の物語はどこへ続くのか
英字:PRIVATE CONFERENCE BETWEEN
   MARI MAKINAMI ILLUSTRIOUS&■■■■■ DO NOT ENTRY
訳:私的会談中(真希波・マリ・イラストリアス&■■■■■)入室禁止
映像:違う制服姿のレイ&ちび波。裸でメガネを外すマリ。

ここでは複数のカットが矢継ぎ早に出てくるが、ナレーションは置いておいて、英字が表すシーンは上記の映像であろう。
紫の壁に呪詛文字が書いてある部屋は明らかに綾波シーンとマリシーンが同じ部屋であることを表している。
絵コンテでも呪詛文字は「アバンと同じボン字で」と2シーンに指示がある。アバンとはベタニアベースの床にあった呪詛文字である。
そして絵コンテでは「水そうの部屋?」と書かれている。これはまさしくカプセル水槽の部屋であると言えるのではないか。
このシーンは恐らく前カットの「ついに集う〜」を受けているシーンだと推察される。前のが公的集会であったのに対し、
今回のは私的会談なわけである。マリの相手は意味深に伏字にしてあるが当然REI AYANAMIである。
そして大人のレイはQで脱ぎ捨てられた制服が一致することから黒波で間違いないであろう。
ここで問題になるのはマリが何故裸で何故メガネを外そうとしているのかである。レイ達と話すならメガネをかけようとしてなければおかしい。
外そうとしているのは、レイ達が何か言ってるのを睨んで制し、カプセルに入ろうとしているからではないだろうか。
つまり、マリも死海文書を読もうとしているのである。そうするとマリは何者なんだという疑問に当たる。
ゼーレが掌握している本部のしかも最重要施設に入り込んでいるのだから、マリはゼーレ側の人間だと推察できる。
ゼーレ側が作った仕組まれた子供がマリだったのではないだろうか。ネルフ側でもユーロ側でもないゼーレ側としてベタニアに居たので
ユーロからも煙たがられエヴァに乗せないようにされていた。だから「問題児」なのである。なので当然5号機自爆の時もシナリオを知っていたし、
第10使徒戦では封印されていた2号機に乗ることが出来たと考えられる。
しかしQでのマリから逆に推定すると、完全なゼーレの支配下というわけでもなかったと思われる。
恐らくマリは個人の考えでゼーレや大人達に従ったフリをし「自分の都合」で動いていたはずである。
その動機は不明だが、目的の一つが死海文書の内容を知ることだったのは間違いないであろう。Qで急に知識量が増えているのは
このシーンでカプセルに入ったからである。そしてその情報の提供と引き換えにヴィレに取り入ったのである。つまり「コネ」である。
Qでミサトが急に知識が増えたのはマリからの死海文書の情報提供があったためで、当然その中にはヴンダーの事も含まれていた。

そして以下のカットは全て「生きることを望んだ人々」の映像である。

映像:ミサトが何かを持ち上げているシーン
絵コンテには「ハッチを開ける?」と書かれており、素直に考えれば幽閉先からの脱出シーンであろう。
ミサトは責任を取って自殺や処刑を待つという選択肢もあったが、彼女なりの決断で「生きることを望んだ」のであろう。

映像:加持が叫びながら銃を向けるシーン
ミサト達の脱出を手引きしてるのではないか。ヴィレクルーの高雄は加持を知り合いだったと言うことから、高雄も何か手伝ったのかもしれない。

映像:ゲンドウと冬月の放浪シーン
絵コンテには「ひげづらの冬月」「チベットみたいな所を放浪中」とある。そしてコンテにないロバを連れている。
ヒゲが伸びている=長い期間放浪している ロバがいる=困難で長い道のり ポンチョ=寒いところ
これらの事から、やはりどこか遠くへ旅していることを表していると思われる。
それではネルフへ向かっているのか?ネルフから遠ざかっているのか?
私は後者であると推測する。ゲンドウは死海文書の外典及びゼーレの本体を探しに行ったのだと思うからである。
司令服をカヲルが着ていたのは間違いないのに、Qではまたゲンドウが司令服を着ている。
ということは、返り咲くためのゼーレの弱みを握ったのではないかと推測される。それはモノリス本体であると考えるのが有力である。
破まではモノリスに実体は無かったが、Qでは実体がある。これは実に不思議であるが、このシーンと絡めると納得がいく。
ではどうやって本部にモノリス実体を持って帰ったのか。それはQのラストでゲンドウ達がいた船か何かでである。
モノリス実体がいた所はヴンダーと似た船のようなもので、既にL結界が張られていた区域にも帰れたのである。
実体を押さえられたゼーレはその後「沈黙を保った」のである。
ゲンドウ達もまた「生きることを望んでいた」わけである。

映像:アスカの居たところが空になっており、眼帯姿のアスカが映る
空になった場所は絵コンテでも表記されている通りネルフで間違いない。そうすると空になっている理由は
@アスカが自分で起きた Aマリが逃がした
@の場合まさに「生きることを望んだ」アスカである。Aでも納得がいく筋である。どっちかであると思うがわからない。
ラストのアスカのシーンであるが、絵コンテによると、「ツノ有?」と記述があり、アスカに角があったパターンも書かれている。
そして左目と右目は明らかに違う瞳で描かれている。没になったパターンであるが、これは非常に重要なことである。
すなわち「アスカは事故で左目が潰れたわけではない」ということである。もしそうならツノパターンなど存在しなかったはずである。
つまりもう人ではない存在だということが破の時点で決定していたことになる。
私の説ではゼーレ神経がむき出しになったとしているが、その点は不明である。

空白の14年(Qからの考察編)
予告解明編では「破のQ予告から空白の14年を推察する」という手法であったが、
今回は「Qの描写から空白の14年を推察する」というスタンスで行きたいと思う。
その前に以下の3点について考察したい。
・逆四角錐について
・街で暴れていた巨人について
・冬月が将棋をした場所とレイの首について


・逆四角錐について
逆四角錐の様子は以前に考察スレに挙がっていた以下の図が正しいと思う。

  ∧ この面は金色っぽい        ∧ 
  | |  ↓                  | |
_| |___            ___| |_
\      \  指令室  /      /
  \      \ ↓    /      /
   \      \△ /      /
     \       ▼      /
      \           /←カヲルとシンジが居た所
        \        /
         \     /
           \  /
            | |
            | |
            | |
            | |  タワー部分は全部、
            | |←インフィニティの成り損ない。
            | |  第13号機浮上時に壊される。
            | |
            | |
            | |
            | |


シンジがネルフに行く際に黒波と二人で斜め下方に降りるゴンドラは、破でミサトが2号機とすれ違ったあのゴンドラである。
上記の図でいうとV字の内側の斜面である。本来ならばここで空は見えないので、シンジは驚いていたのである。
シンジ達はあのゴンドラでネルフに着くと長いエスカレーターでさらに地下へ降りる。いつものルートである。
冬月が司令室で外を眺めいてるシーンではいつもの風景が見られない。また「外界の様」と言っていることから、
シンジがカヲルに外界の様子を見せた所はV字の外側であると考えられる。
ここで不思議なのが、その外壁に巨大な弾痕がある事と作業用の階段や小屋がある事である。
階段は弾痕で一部壊れている様子が描かれている。となると階段が出来てから砲撃を受けたことになる。
1.逆四角錐が現れる
2.階段が作られる
3.砲撃を受ける
時系列ではこの順番になると思われる。
逆四角錐がニアサードで現れたとも考えられるが、破での規模の描写からその可能性は薄いと考えられる。
また最初からQの高さに外壁があったのなら、階段をつける作業が大変であるし、砲撃も不可能ではないだろうか。
もちろん高さ的に届くミサイルはあるだろうが、それならば外壁でなく中を狙えばいいはずである。
これらの事から、最初は逆四角錐は低かったと推定できる。
逆四角錐を出現させたのは超技術を有しネルフ施設の機能をフルに発揮できるゼーレであろう。
その目的はネル本部施設の防御力を高めるためであったと思われる。

・街で暴れていた巨人について
追告で詳細に見てみると、装甲が付いたエヴァっぽいモノであることがわかる。
これに対し、カヲルの指す「インフィニティのなり損ない」はどうも裸である様子である。
これらから「インフィニ損に装甲を付け街に放った」説と「その二つは別物」説があるようだが、
私は「別物」説を支持したい。仮にネルフ内で量産されていたエヴァ腕っぽいものを装甲とするならば
インフィニティを捕まえて、あの装甲に袖を通させたことになる。少し無理があるのではないだろうか。
インフィニ損のサイズもまばらだったし、あの腕のような装甲を先に量産するのも変に思える。
そして何よりシンの予告で出てくる緑の量産型らしきエヴァにシルエットがそっくりな事である。
これらの事から、街で暴れていたのは「エヴァ量産機」であると主張する。
ネルフにあるエヴァ量産ラインをフル稼働させ、量産機を作ったのは当然ゼーレだと思われる。

・冬月が将棋をした場所とレイの首について
大量のレイの生首は冬月のコレクションだとする説があるが、私は将棋をした場所は冬月の部屋では無かったと考えている。
そもそも冬月の部屋に初期型エヴァの制御システムがあるわけがない。かなり広そうな場所でもあった。
私はあそこは「何かの工廠」だったのではないかと思う。将棋はわざわざそこで行ったのである。
理由はトウジのシャツと同じく「シンジにプレッシャーを与える」ためである。
首が映ったシーンはちょうど冬月が「綾波シリーズ」と発言するタイミングである。
冬月は暗に「お前が助けたのポカ波じゃないよ」と言いたかったのである。ユイの話もシンジを追い込むためである。
実際シンジはこのシーンの後に黒波部屋まで行って、「助けた(ポカ波だ)よね?」と訊ねている。
これらの行為をすることを冬月も内心は快くは思っていなかったのであろう。それが「私も意外と臆病でね」「まったく嫌な役だ」のセリフに表れている。
しかし嫌な役発言のすぐ後に「「ユイ君。これでいいんだな?」とも言っている。
このセリフから、嫌な行為であってもシンジを追い込む事はゲンドウ・ユイ・冬月の計画に必要だったことが伺える。

話を戻すと、初期型エヴァの制御システム開発装置がある工廠に何故レイの首が大量に保管されていたのであろうか。
工廠であるという視点から、大量に置かれたレイの首が何であったかを考えると、答えは一つしかないように思われる。
ずばり「綾波タイプの後期ロット」である生首を量産型エヴァのコアにダイレクトエントリーするために保管していた。
アスカは一目で黒波を「初期ロット」と判定した。この事は初見時から気になっていたのだが、「後期ロット」は首だけだとしたら納得がいく。
さらに推察を続けると、全てのエヴァには制御システム(コア)としてユイの情報が使われているのではないかという仮説もできる。
初号機だけユイ本人が入り、その他はユイの情報たる綾波シリーズが使われている。初号機にレイを乗せると危険なのはそのためである。
この仮説では零号機に関してはユイ本人で無いので大丈夫ということになる。
これで量産型のパイロット問題は片付くが、やはり首だけなので結構弱かったんだろうと思う。


ここまででゼーレが取った行動は以下である(予告解明編も参照)
・カヲルを司令に据えた
・成長途中であったチビ波を含めた綾波達をパイロットに起用
・7号機・8号機・Mark.09を実戦配備
・Mark.06をリリス直援に配備
・防御力を高めるために本部を少し浮かせ逆四角錐を出現させる
・エヴァ量産型を大量に生産
・量産型のコアを大量に生産

では何に対してゼーレはここまで防御を固めたかというと、一つはUN軍である。
ゼーレとネルフは超技術を有している。しかし人類総出で攻撃されたらネルフ本部も危ういことは旧劇でも描かれている。
ミサト達を事情聴取したUNがネルフを危険視して攻撃してくるのは当然に予想されたであろうし、実際にそうなった。
もう一つゼーレが警戒していたものは「第12の使徒」である。初号機が第11使徒で無いなら当然11も警戒してたはず。
死海文書で第12の使徒まで存在することはゼーレは当然知っているので、それに対し過剰なまでの戦力を整えたのである。

そして出来事は、下記の順番で発生した。
UN軍がネルフへの攻撃開始
 ↓
ゼーレ、量産型エヴァを出撃させる
 ↓
第12使徒発生
 ↓
7号機、8号機、Mark9出撃
 ↓
つづく

UN軍がネルフを攻撃したのは、Qでの描写から明らかであるる。またVTOLがドグマへの侵入したことも映像がある。
ゼーレはUN軍に対しては量産型エヴァで対抗したはずである。
そこに第12使徒が発生し、7号機、8号機、Mark.09出撃したという順番である。

8号機にはゼーレ側パイロットのマリが乗っていたはずである。
何故かというと、「Qからの結果論」でそう推定できるからである。
・マリは第12使徒が「全身コア」であることを見たかのように知っていた
・アスカが第12使徒を「まだ生き残っている」と発言した→マリから聞いていた
この2点が根拠である。
そして8号機がヴィレにあるという「結果論」からマリはUN軍に投降もしくは既にあったヴィレと合流したと推察できる。
予告解明編でも書いたが、マリは死海文書を読んだことがある貴重な存在であるので、生命は当然に保証されたと思われる。
さらにQでマリがMark.09の頭を撃った時に、「やっぱしアダムスの器か!」と発言したこともこの説を裏付ける。
Mark.09の本来の頭部はヴンダーのブリッジのような形である。このことからシンジ奪還時は零号機に擬装していたのだと考えられる。
Mark.09を直接見たことのあるマリは頭部が違えど薄々Mark.09とわかっていたのである。それで「やっぱし」という表現が出たのである。

8号機が抜け7号機とMark.09の2機で第12使徒の対処をしていたが、ここでまたもや「Qからの結果論」で推察を推し進める。
・第12使徒はQではドグマに居て、14年間リリス結界で誰もドグマに入れなかった
この結果論からすると、第12使徒はドグマへ侵入したはずである。するとある一つの疑問が生まれる
・本部の自爆機能は働かなかったのか?
当然ゼーレが自爆装置をOFFにしていたというのも考えられる。しかしここでは異説を唱える。
・第12使徒は第10使徒と同じように7号機を取り込んだため、識別信号が変わった
飛躍しすぎた解釈かもしれない。しかし次の重要な要素のため、この仮説に至った。
・なぜリリスが綾波の顔なのか?
第12使徒がチビ波ごと7号機を取り込み、その後にリリスと融合したためとは考えられないだろうか?
現に第10使徒は零号機とポカ波を取り込み、レイの身体に変形している。同じことが第12使徒と7号機で起こったのである。
この説は
・何故7号機が欠番なのか
・何故リリスが綾波顔なのか
の2点を同時解消する説なのである。

サードインパクトで何が起こったのか語る前に、下記の問題について考察したいと思います
・初号機はいつ打ち上げられたのか?

私はUS作戦から数年前、少なくともサードインパクトが完全に収束した後だと思っています。
大事な点は以下の2点です
・初号機のコンテナにネーメズィスシリーズが入っていた
・US作戦の通信に多摩などの新キャラが入っていた
ネーメズィスシリーズは破までに全く出ていない要素です。しかもコンテナに入ってたいたのは「コード4B」です。
初号機を生身で打ち上げた後に宇宙でコンテナに入れ、
4Bを仕込んだとは考えにくいので、コンテナ状態で打ち上げたとするのが自然です。そしてUS作戦ではオペは当たり前のように「コード4A」を
認識しています。あそこで初めてネーメズィスが登場したならば、そんな落ち着いたナンバリングができるでしょうか?
つまり、ネーメズィスが入ってるということは、初号機が打ち上げられたのがネーメズィス開発後で割りと最近である可能性が高いということです。

そして新キャラの件ですが、これは時系列を推察する上で非常に大事な要素です。多摩や北上はヴンダー発進時に「練度が低い」のです。
そんなクルーが大事なヴンダーブリッジのクルーと努めている理由は何でしょうか?答えは劇中でも出ているように「人手不足」だからです。
マヤほどの人材が整備長に回されたこともそれを裏付けます。ベテランのマヤをオペレーターとして使う余裕は既に無く、
技術局出身で信頼の厚いマヤを整備長のポストに回したのです。しかもそのシーンでくどいようにも思える「民間人も混じってる」説明があるのです。
旧ネルフではオペ3人組以外にも下のほうにいっぱい人員はいました。司令室に入れているのですからきっと優秀な人員なのでしょう。
それらの人達がヴンダーのブリッジに入れていないことは、やはりサードインパクトで失われたからだと推測できます。
それでも多摩や北上はブリッジ要員として入れたのでゆとりではあるが素質がある人なのでしょう。パンフにもそんなようなインタがあります。
しかし「練度不足」なのです。前置きが長くなりましたが、ヴンダー発進時に練度不足である多摩や北上がUS作戦に参加している。
これはつまり、US作戦時とヴンダー発進時に時間があまり開いていないことを証明しています。
これにUS作戦ではネーメズィスの存在は当たり前のように認知されていたことを併せて考えると、
「ヴンダー発進」「US作戦」「初号機打ち上げ」の3つは割りと短い間に行われたことになります。

何故こんなことを長々と考察したのかというと、初号機に刺さったカシウスの槍の存在が重要になるからです。
リリスの結界が張られたのは14年前です。ということは比較的最近行われた初号機打ち上げはリリスの結界が張られた後ということになります。
あのコンテナにはカシウスが入っていたのかどうかは二派に分かれますが、私は「入ってなかった」を支持します。
カヲル君はカシウスがドグマにあると思っていました。これは初号機に刺さったカシウスがなんらかの方法でドグマに移動したことを示しています。
この説を覆すにはカシウスが2本あるという説を持ち出すしかありません。しかし劇中ではカシウスが2本あると推察される要素は一つもありません。
従って、カヲル君がドグマにあると思ったカシウス=初号機に刺さったカシウス という説が有力になりえると思われます。
これはもちろんカシウスが2本あるという可能性の否定ではありません。あくまでもどちらが有力足りえるかを私が判断したものです。
リリスの結界が張られた後は誰も侵入できていないのですから、Qでカシウスがドグマにあるならば宇宙の初号機には槍は刺さっていなかったことになります。

では誰がカシウスを初号機から抜き、ドグマへ持って行ったのでしょうか?
この考察を進めるにはクリアしなければならない条件が2つあります。
条件1:犯行時期はニアサードからリリスの結界が張られるまでの1年に満たない期間
条件2:Mark.06はドグマには手ぶらで降りた
Mark.06に関しては2回降りたという説も成り立つでしょう。
私は第12使徒が犯人だと思います。初号機は危険だから槍が刺さったまま封印されていたのです。それなのにそんな危険な行為をするのは、
使徒しかいないと私は思うのです。7号機と融合して綾波姿になった第12使徒は初号機の槍を抜き、ドグマへ侵入したのです。
そして初号機から槍を抜くことによって、ガフの扉が再び開き、中断されていたニアサードの続き=サードインパクトが起きたと想定されます。
この説は今までの議論を収束させる説だと私は思っています。
・カヲルがニアサード=サードみたいな言い方をした事
・初号機がサードのトリガーとなったという事
・アスカが「またサードの続きを起こす気?」と言った事
・シンジが全てのはじまりであり、みんなに憎まれている事
もし槍を抜いたのが、Mark.06に乗ったカヲルならば、きっとカヲルのせいだと皆思うはずです。また黒波だとしたらゲンドウに矛先が向くはずです。
しかし、使徒がやったことならどうでしょうか? 使徒を当然憎むとは思いますが、人間側としてはシンジしか憎めません。
そもそもシンジがエヴァに乗ってニアを起こさなければ、サードは起きなかったのです。ここに複雑な憎しみの感情が発生したのです。

では何故第12使徒はそのような行動を取ったのでしょうか。使徒の目的がリリスに接触することであるのは明らかです。
インパクトを起こしたくてリリスに接触したいのか、接触することの副産物がインパクトなのかはわかりません。
ともかく使徒は槍を抜いた後にドグマへと侵入したのです。これはQからの結果論
・第12使徒がドグマにいる
・カシウスがドグマにある
から推察されることです。
槍を抜いた時点ではガフの扉が開きますが、これは空中巻上げ現象のいわゆる「儀式」段階です。
インパクト現象はこの後の第12使徒とリリスの接触で起きます。
ドグマへと侵入した綾波型第12使徒は自爆装置をくぐりぬけ、リリス直援のMark.06の会敵します。Mark.09も追ってドグマへ入ったでしょう。
いくつかの戦闘があった後、第12使徒はさらにリリスに刺さっていたロンギヌスを抜いたと推定します。
根拠は特にありません。ただ、Qの描写から「誰かがリリスから槍を抜いたはず」なのです。Mark.06はリリスを守っているのですから、
槍を抜く行為はおかしいと思いました。Mark.09も同様です。となると消去法で第12使徒となりました。
第12使徒は「カシウスとロンギヌス」の2種類の槍を持ったことになります。それがどういった効果を生み出したのかは想像できません。
そして、綾波型第12使徒はついにリリスとの融合を果たします。リリスは綾波顔になり、生命の実と知恵の実を持った神が生まれます。
そしてインパクト現象が起き、地面は割け、月は変なことになり、大地には無数の十字架柱が立ち、世界は赤く染まります。
そしてリリスと融合した第12使徒の無数のコアは、その一つ一つがインフィニテイとして新たに生まれます。

これは最悪の事態であるので、寸前のところでゼーレは黒波に命じてリリスの首をMark.09で落とさせます。首を持ったMark.09は司令室まで上ります。
綾波生首でも説明したとおり、首というのは非常に重要なものであり、それが無い状で生まれた新たな生命は「インフィニティのなり損ない」と
呼ばれる存在になってしまいます。インフィニ損達は首を求めシャフトを上っていきます。ゼーレは逆四角錐をはるか上空に浮かび上がらせます。
それでもインフィニ損達は柱を作り司令室まで押し寄せます。そこでMark.06自らをリリスの頭として融合させ、インフィニティとなるべき第12使徒の
コア群を自分の身体に封じ込めます。さらに槍で己ごと突いてサードを収束させたのです。しかし活動は完全には止まらずに、リリスからは頭だけの
インフィニ損が発生し続けます。リリスは自己の体を守るために結界を張りますが骸になるまで頭を生み出したのでした。

この顛末はカヲルには当然知らされていたでしょう。しかしカヲルはカシウスはリリスに刺さるとロンギヌスになってしまうというのは知りませんでした。
そして外にいたUN軍は全滅し、8号機内にいたマリだけが助かりました。マリはその後ヴィレに合流し、第12使徒はドグマへと消え、サードが収束したと
報告したと思われます。なのでアスカは第12使徒が死んでいると思っていたわけです。
サードが終わった後に、ゲンドウはゼーレモノリス本体と共にネルフに戻り、荒廃した司令室の椅子に座ります。
ミサト達は生き残ったUN軍を基にヴィレを結成し、マリからの情報を元にベタニアベースへヴンダーを強奪しに行くことになります。
この間は十数年あったと思われます。初号機を打ち上げたのはゲンドウです。ミサト達のヴンダーを意識して打ち上げたのか、
それとは違う理由で打ち上げられたのかはわかりません。ともかくゲンドウがネーメズィスシリーズを仕込むだけの時間的猶予を置いたあとに
打ち上げられたと思われます。

第12使徒が初号機から槍を抜いた件ですが、下記のような思考回路から思い立った説でした

「ドグマにカシウスがあったことから逆算する」※実際にはカシウスは無かったのですが・・

ドグマにカシウスがある(確定)→誰かが初号機から抜いて持っていったはず(確定)

次に「誰が」抜いたかを考えました。これは確定できない要因です。
なので可能性が最も高いと思われるものを「妄想」しました。

ゼーレやゲンドウ、カヲルといった候補が想定できましたが
どれも理由というものは見つけられません。
その中で着目したのは「シンジがサードを起こしたかのように扱われている」でした。

ゲンドウやカヲルが抜いたならば、ヴィレの怒りの矛先はゲンドウやカヲルに向くはずだと考えました。
そうなると、「シンジが一番恨まれやすいのは誰か」を考えた場合、第12使徒という考えに至りました。
ヨソの猫が何か悪さをしたら猫でなく飼い主に文句を言うのが人間心理というものだと思ったのです。

これが私が「第12使徒が初号機の槍を抜いたとした理由」です

少し補足すると、槍を抜かれた初号機はQの13号機みたいに空中に浮いていって、ガフだかバラルだかがバーッと広がったんだと思います。
そして例の巻上げ現象が起きたと思われます。それは正にニアの続きであったのです。
だからこそ、初号機がトリガーと言われ、シンジが憎まれたのだと思います。

■空白の14年の出来事(64氏説)まとめ

↓破ラストより

ミサト達UN軍に幽閉される
ゲンドウ達逃れる
 →死海文書の外典及びゼーレの本体探しへ

ゼーレ、準備行動を取る(UN軍と第12使徒に対する防御固め)
・カヲルをネルフ司令に据える
・チビ波を含めた綾波達をパイロットに起用
・7号機・8号機・Mark.09を実戦配備
・Mark.06をドグマへ下降させる(リリス直援のための配備)
・ネルフ本部を少し浮上させ逆四角錐を出現させる(防御力を高めるため)
・エヴァ量産型を大量に生産
・量産型のコアを大量に生産

UN軍、ネルフへの攻撃開始

ゼーレ、量産型エヴァを出撃させる
 →量産機、街でも大暴れ

第12使徒発生、侵攻を開始

ゼーレ、エヴァ7号機、8号機、Mark.09を出撃させる
 →8号機:マリが搭乗(ゼーレ側パイロット)

第12使徒、ドグマ侵入前
 ・7号機を取り込む(パターンオレンジ、綾波型に)
 ・初号機の槍を抜く(カシウスGET)
  → ガフの扉開く(ニアサードの空中巻上げ現象が再び始まる)

第12使徒、ドグマ侵入
 ・Mark.06と会敵・戦闘開始(Mark.09は追ってドクマへ)
 ・リリスの槍を抜く(ロンギヌスGET)

第12使徒、リリスと融合
 →リリス綾波顔となり、生命の実と知恵の実を持った神が生まれる
 →インパクト現象発生
 →リリスと融合した第12使徒の無数のコア一つ一つがインフィニテイとして新たに生まれる
 →外に居たUN軍はインパクト現象により全滅

Mark.09、リリスの首を落とし、首を持ち司令室へ
 →生れ落ちるのはインフィニテイの成り損ないに
 →インフィニ損達は首を求めシャフトを上昇
 →ゼーレは逆四角錐をはるか上空に浮かび上がらせる
 →インフィニ損達、柱を作り司令室まで押し寄せる

Mark.06、自らをリリスの頭として融合
 →インフィニティとなるべき第12使徒のコア群を自分の身体に封じ込める

Mark.06、槍で己ごとリリスを突く
 →サードインパクト収束
 →リリスの活動は完全には止まらず、頭だけのインフィニ損が発生し続ける

リリス、L結界を張る(自己の体を守るため)
 →その後、骸になるまで頭を生み続ける

マリ、生き残ったUN軍に投降(もしくは既にあったヴィレと合流)

ミサト達、生き残ったUN軍を基にヴィレを結成

ゲンドウ・冬月、ゼーレモノリス本体と共に船か何かでネルフに戻る
 (ゼーレの弱みを握り、司令にカムバック)

ヴィレ、ヴンダーを奪取(マリからの情報を元にベタニアベースへ)

ネルフ、ネーメズィス4xシリーズ生産

ネルフ、初号機を衛星軌道に打ち上げ

↓Qへ

●空白の14年新説(150スレ978)
・ゼーレはMark.06(12使徒)とリリスでインパクトを起こす計画だった。
・リリス再活動のために槍を抜く必要があったので、投下された時 06さんは手ぶらだった。
・06さんにはアヤナミが乗ってて、降りて融合してからは自律モードになった。
・リリス再活動のためアヤナミを融合させ、魂を返した。このためアヤナミ顔になった。
・ドグマにあった乗り物は、加地さんあたりが止めようとしてカミカゼアタックしたんじゃね?
・06さんこと12使徒とリリスさんとの接触によりサードが発生。
・初号機の開いたガフの扉が開きっぱなしのため、扉を開けれる覚醒エヴァは必要なかった。だからシンジ君は皆に怨まれている。
・世界中に十字架が発生し、大地は赤くなり人類の強制進化がはじまる。
・06さんを基にした新たな生命への進化なのでインフィさん、後の量産型は06似。お父さんに似たんですね。
・ゲンドウ勢力の鎌持ち09さんと、後のヴィレとなる勢力のエヴァ(槍持ち)が乱入。
・09さんが首を落としトンズラ、首は持ち帰った。道中は母を求めるインフィさんとの追いかけッコ。
・リリスは首を探して四つん這いになる。コンタクト探す感じ。
・ここぞとばかりにヴィレエヴァが槍を刺し、リリス停止。最後の力を振り絞り、停止直前に身を守る結界を張った。
・06さんは自律化時のゲンドウの仕込みで自分に槍刺して停止。
・サードが途中で停止、インフィさんはインフィティに成り損なってインフィ損さんになり活動停止。

・ヴィレとネルフ(ゼーレ)との戦いは続くのであった。

●空白の14年新説(152スレ173)
・ゼーレは月面のタブハベースに居た
→破で上陸許可をゼーレが出さなかった=タブハベースはネルフの管轄ではなくゼーレの管轄
・14年の間に月が劇的な変化を起こしている(恐らくサードの影響)
→月面に格子状のラインが入り、大気が存在してるかのような描写になっている
・月の大きな変化によりタブハベースに留まる事が不可能になった
→月が変化したときにタブハベースに物理的な被害が発生したものと思われる
・ゼーレの面々、タブハベースから脱出
→護衛及び移送手段としてヴンダーを投入し地球に降下
・先に地球に降りていたカヲルと連携を取りネルフ本部に移動する
→この時点ではゲンドウと冬月は本部を隠遁しており所在不明(予告の山登りシーン)
・ヴンダーがネルフ本部にある事を知り、ミサト(ヴィレ)、強奪計画を画策し実行
→サード後の出来事でMark.06はL結界の下にある為、カヲルは迎撃に回れなかった
・結局ヴンダーを奪われ、神殺しの計画も頓挫
→状況的に手詰まりになったゼーレの面々、やれる事も限られてしまい引篭もりになる
・この機に乗じてゲンドウ、ネルフ本部に帰還、暗躍再開
→あとはQの劇中の通り進行

●955氏

【空白の14年間に起こった大局的な流れ】
@破のラスト。カヲルの投槍により初号機凍結。
ガフの扉を開いた初号機は第11使徒と認定。

AUN軍、ネルフに事情聴取要求。
(第三新東京市は都市としては廃棄され無人化か?)

Bゼーレはミサトら作戦本部連中を引き渡し。しかしゲンドウと冬月は雲隠れ。

Cその間、ゼーレはカヲルをトップにした新ネルフ(以降ゼーレネルフ)に組織再編(Qの新マークに)。

DUN軍、ニア3rdの原因である初号機と本部の調査、および引き渡しを要求。

Eゼーレネルフ要求を拒否。重要証拠隠滅を勘繰ったUN軍は本部制圧作戦に乗り出す。

F攻め寄せたUN軍に対し、ゼーレネルフはMark.6をセントラルドグマへ。
ゼーレはリリスとの契約により、セントラルドグマの磔巨人から槍を抜き取り、
リリス(Mark.6の中身=第12使徒)とアダム(セントラルドグマの磔巨人)を融合。
神リリス誕生。3rd発動。
神リリスのアンチ・ATFで、第三新東京市へ進軍したUN軍は壊滅。LCL化。

G誕生した神リリス、ゼーレとの契約を無視。
ガフの扉を開けず。
神リリスはUN軍のLCLと魂から、セントラルドグマで無数の新生命:インフィニティの創生にとりかかる。

H神リリスに騙されたと気づいたゼーレ。
交渉もしくは威嚇要求のため、神リリスの首を落とし発令所へ。
凍結初号機とリリスの首を乗せ、発令所は天空へ飛翔。

I神リリス、首奪還のため大量のインフィニティのなり損ないの大群を、セントラルドグマから発令所へ差し向ける。
インフィニティのなり損ないによる塔形成。
その時地表に出た一部のインフィニティのなり損ないは、周囲の残存UN軍を食い散らかし、そのまま世界中へ。

Jゼーレネルフ、対抗策としてまず初号機から抜き取った槍を神リリスに投げ刺す。
それでも止まらなかったため、Mark.6を遠隔操作し、セントラルドグマの槍で刺す。
神リリス、槍二本により活動停止。
同時に塔をなして発令所の首に迫っていたインフィニティのなり損ない達も活動停止。
ゼーレの報復を恐れてか、神リリスはセントラルドグマを結界で塞ぐ。

KUN軍の壊滅とインフィニティのなり損ないの襲来により、全世界がネルフを黒幕と認定。
(一般世間から見た場合、旧ネルフも新ネルフも大差ない、同一組織にしか見えない。)
以降、UN軍(後にヴィレへ改編か?)とゼーレネルフの二陣営による大戦争の開幕。
ゼーレネルフはまず量産機を戦力として投入。
次に、凍結初号機から排出させたネーメジス・シリーズを戦線へ投入。

(ここから先はかなり妄想)

Lゼーレネルフにより初号機、宇宙へ。
初号機はネーメジス・シリーズ製造プラントとして全世界で猛威を振るう。
信号一つで任意の場所に、自在にネーメジス・シリーズを投下する衛星兵器、死の流星として恐れられる。

Mto be Q・・・.
衛星兵器の機能停止、ヴンダーの主機とすることを目的に初号機奪取作戦が決行。

●179スレ151

EOEを踏襲した上で、戦略自衛隊や国連軍を追い払う為にサーパクの続きを起こした可能性はあるね

ゼーレ「あいつら勝手にサーパク起こして、しかもMark.06やのうて初号機をトリガーにしくさりおって」
※黙っちゃいないゼーレ、UNを動かす

UN「あいつらサーパク企んどったんか!A―801、ネルフは組織解体、職員は幽閉じゃー!」
※ここに来てゲンドウ達がバックレる

ゼーレ「まだ使徒殲滅終わってないのにカヲルをリリスに接触させたらマズいから自律型に改造して投入や」
UN「今ネルフに使えるエヴァはおらん!ゼーレと協力してリリスはボッシュート、抵抗する奴は皆殺しじゃ!」
※UNとゼーレがネルフ侵攻。だがそこで八号機が胎動し、その上第十二の使徒が乱入ししっちゃかめっちゃか

UN「話ちゃうやん!」
ゼーレ「Mark.06が第十二の使徒に乗っ取られた!ヤバいて!」
マリ「どさくさに紛れて八号機もパクって行こう。ついでに姫も」
※第十二の使徒がリリスに接触。サードインパクト発生。混乱に乗じてミサト達は加持とマリに助けられる。
慌ててMark.06と第十二の使徒とリリスを相討ちに持ち込むもゼーレやUN軍はサーパクで壊滅状態に。

ゲンドウ「冬月、見つけたぞ。いつまでもロバと遊んでねーでこいつら運び出すぞ。ゼーレの本体だ」
※バックレていたかに見えたゲンドウ達、ゼーレの本拠地を押さえる。

カヲル「はじめましてシンジ君のお父さん。シンジ君を今度こそ幸せにしたいからついてっていい?」
※カヲルが仲間に入りたそうにこっちを見ている

冬月「(破の時の半裸じゃねえか。どうするよ碇)」ヒソヒソ
碇「(ゼーレは押さえたし、いずれ契約改定の時期に殺せば良くね?)」ヒソヒソ

こんな感じかねー
 

 

 

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